まずは前面。バカ正直に一枚。ＶＯＢ付。

パールホワイトにコーティングされた機体色が実に綺麗。
自前の撮影スペースいっぱいで、ギリッギリ。
単体としてのサイズとしては、ナインボールセラフがダントツだけど、オプション込みだと、ダントツでこちらに軍配が上がりそうですね。

特に空間占有率がたまったもんじゃありません。
ＶＯＢのおかげで前後の空間が。
ホワイトグリント本体のＯＢユニットと、マルチミサイルのおかげで、上下左右にそれぞれ空間が取られています。

背面から。

男の子ってこういうの、大好きだよね。釣鐘ブースター万歳。
ＡＣ４系ってことなんだから、コジマロケットとか、コジマ系技術を使ったふしぎ推進が来るかと思えば、ふたを開けてみるとタダのロケットエンジンとか。
ハラショー！！（棒読み）

バストアップ。

コアに埋没するかのような頭部ユニットの配置が独特です。
ＯＰムービーのモデル寄りの造形のため、非常にシャープなイケメンフェイスになってます。
頭部先端の専用スタビライザーがスピーディーで、精悍な印象を高めていていい感じ。

接続ユニット周りは、かなりトチ狂ったつくりになってます（褒めてる）
というか、ホワイトグリント本体との接続ユニットは結構いい加減ッぽい？
実際、ゲーム中ではジョイント部分まったく見えないし。
どっかの雑誌記事で、ジョイント部分は独自解釈で開発とか読んだ気もするし……どうだったっけ？

配線類はビニールチューブを使っているので、自然な曲がり具合。

配線用ビニールチューブその他ご一行様。
白いパーツがＶＯＢ用ソケット。
黒いパーツがホワイトグリント側の通常ＯＢ用バーニアノズル。通称、「ミニトマトのヘタ」。
プラパーツとビニールチューブは結構タイトに組み合わさるので、瞬間接着剤で固定しなくても良いかも。
ビニールチューブの接続部分で角度の微調整も出来るし。

ちなみに、今回はホワイトグリントの高速巡航モードへの変形ギミックは使いません。

なぜかってぇと、鳴り物入りで披露された割に、すごくダサいので。
特に、足回り。こんなの変形とは認められない。
あのマクロスで美麗な可変機を数多く手がけられた河森氏によるデザインとは思えないダサさです。
一度だけ変形させたのですが、もう、あんまり過ぎで、泣きたくなってしまったほど。
ゲーム本編でも再現されていないギミックですし、変形させること自体が黒歴史ってことなんでしょうか。

ＶＯＢをパージすると、単体のホワイトグリントとして楽しめます。

ＶＯＢ分離後、ジョイントにフタをしなければいけないのが、玉に瑕。
元々の企画ではＶＯＢのキット化は計画されていなかったため、要差し替えなのは仕方なし、というところでしょうか？

マルチミサイルもパージ。
ＡＣ４ａのＯＰではＶＯＢと一緒にマルチミサイルもパージされていたので、「ムービーＶｅｒ」のホワイトグリント単体としてはこちらが正解なのでは？とか思っています。
というか、撮影時にマルチミサイルがすっごい邪魔だったので、撮影の利便性も考慮してます。

背面。
独自規格のＯＢユニットが印象的ですね。
ゲーム中でも、ＯＢユニットの展開というギミックだけでいくと、ダントツに楽しいのがこのコアですし。
反面、ＯＢユニットが邪魔をして、機体の肩のシルエットがまったく拝めないという罠。

関節の可動範囲は、概ね、肘・膝ともに大体９０度前後。ＶＩとしては平均値。

特筆すべきは、肩の振り上げ関節。
変形ギミックや、ガンダム系のデザインラインを汲む肩アーマーのおかげで、クレスト白兵戦型など、従来のＶＩモデルと比較してかなりの可動範囲を誇ります。
ＯＰムービーのアクションに近い動きが可能です。

反面、足首は前後左右ともに思ったほど動かないので注意が必要。
特に、アキレス腱に相当するアクチュエータの再現用パーツが邪魔をして、上手く動かないことがあるので、注意が必要です。
デザインを重視しないのであれば、オミットしてしまっても良いかもしれません。

脚の接続には、従来のボールジョイント方式とは異なり、普通のポリキャップによる多重関節が用いられてます。
変形時の保持性確保のためでしょうね。多分。

右手のＢＦＦ重ライフル（051ANNR）は、既発売のアリーヤからのランナー流用のため、余剰としてマーヴが作れます。

単一キット内で武装にメリハリをつけられるのは地味に嬉しい。
……しかし、マーヴ、何本目だ？
お好みで新造形のＢＦＦアサルトライフルと組み替えて遊べますね。

ちなみに、単品版のホワイトグリントにムービー版カラーを再現するための新ランナーを追加する形態をとっているため、当然ながら、単品版のカラーパーツが余剰になります（アサルトアーマーのフタ用楕円パーツなど）。
そのため、好みに応じて単品版カラー＝ゲーム本編版カラーにも組める親切設計。

総じて、ホワイトグリントとＶＯＢをセットで揃えたいと思った場合、単品でそろえるよりいろんな部分でお得だったりします。

正直、単品版を完全に食っているとしか言えない。

うん、コトブキヤ、ＧＪ！

おまけ

ＡＣ４の看板機、シュープリスと。
白黒の反対色ってことで、結構締まってますね。